武田義信転記|既刊一覧
『武田義信転記』は、現代で運送会社を経営していた仁科智信が、 戦国時代の武田義信として目を覚ますところから始まる歴史改変小説です。
前世から持ち越したのは、未来の発明でも、戦場を圧倒する特別な力でもありません。 荷がどこで止まり、人がどこで削られ、国の流れがどこで詰まっているのか。 運送会社の経営で身につけた、その詰まりを探す目でした。
戦に勝つだけでは国は残らない。 道をつなぎ、物を流し、人を生かし、取った土地を次の暮らしへ変えていく。 義信は父・信玄の方針と対立しながら、武田の進む道そのものを変えていきます。
全20巻を予定。現在、第七巻まで刊行しています。
既刊一覧
武田義信転記(一)
著:石田源志
発行:DaidaraHand
武田義信転記(二)
著:石田源志
発行:DaidaraHand
武田義信転記(三) 信玄は戦を見た。義信は国を見た。
著:石田源志
発行:DaidaraHand
武田義信転記(四) 道を握る者
著:石田源志
発行:DaidaraHand
武田義信転記(五) 遠江逆落とし
著:石田源志
発行:DaidaraHand
武田義信転記(六) 西上作戦
著:石田源志
発行:DaidaraHand
武田義信転記(七) 岡崎崩れ
著:石田源志
発行:DaidaraHand
第一巻から第七巻までのあらすじ
現代で運送会社を経営していた仁科智信は、過労で倒れた夜、 戦国時代の武田義信として目を覚ます。 飯富虎昌に連れ出された道中で、義信は、強国と呼ばれる武田が 細い橋、詰まる継ぎ場、人の肩で山を越える塩といった、 危うい流れの上に成り立っていることを知る。
今川義元の娘・嶺松院との婚姻を機に訪れた駿府では、 道、伝馬、法、寺社、都とのつながり、海への出口を備えた、 武田とは異なる国の姿を見る。 寿桂尼から「流れを絶やさぬ家でありたい」という言葉を聞いた義信は、 武田に足りないものの輪郭をつかんでいく。
桶狭間で今川義元が討死すると、今川の揺らぎが武田の足元にも及ぶことを見抜く。 四度目の川中島では山本勘助の策に異を唱え、叔父・信繁を救う。 やがて織田からの打診をきっかけに、義信は政権を奪う決断を下し、 拘束された信玄に代わって武田の路を握る。
木曽路と東美濃への道を開き、遠江では徳川軍と戦いながら、 乱取りを禁じ、降兵を助け、落とした城の姿を次の城へ見せていく。 浜名湖と東海道を押さえ、三河一向一揆や国人、寺、商人の動きまで利用しながら、 三河東部の要である吉田城を手に入れる。
さらに義信は、三河の古い名である吉良を立て、 三河の者が武田へ従うための面目を整える。 織田信長を三河へ引き出しながら東美濃を揺らし、 信長を引き返させた後、残った徳川・織田勢を包囲して撃破。 徳川家康を三河から追い出す。
武田軍は尾張へ追撃し、安城、刈谷、大高、鳴海を押さえ、 那古野城を落とす。 しかし義信は、勝ち続けるほど取った土地に兵と国力が食われることを知っていた。 熱田を武力で奪わず中立化し、庄内川で進撃を止める。
徳川を三河から退け、織田の尾張東口を閉じ、 武田は初めて海に触れる国となった。 それでも奥三河と東美濃はまだ固まらず、織田も徳川も生きている。 国を残すための戦いは、ここから続いていく。
著者・発行
著者:石田源志
発行:DaidaraHand
石田源志 公式サイト |DAIDARA HAND公式サイト |石田源志 活動ブログ
各巻の詳しい紹介記事は、順次追加します。
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